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「ボトムアップ講座」「全学年大交流会」

 6月27日(月)、2年次生対象に、ボトムアップ理論で有名な畑喜美夫さんの講演会を行いました。「沼東で育てたい資質・能力(沼東GP)」の中の、「自己肯定感」や「巻き込む力」等を高めるヒントになればと実施したものです。

 私は次のような話が印象に残りました。「自分で自分の可能性に蓋をしていないか。蓋は思い込みや過去の経験。自分の可能性を信じて挑戦してよい。挑戦の先は成功・失敗の2本ではなく、挑戦⇒失敗⇒失敗⇒成功という1本線。」、「これからのリーダーはファシリテーション型。グループで成功を勝ち取るために、一人一人のこの力を引き出す調整型のリーダーが必要。」、「イメージと現実には大きなギャップがある。その差を埋めるためには、目標を常に意識して確認できる環境に自分を置いてトレーニングする。」。聞いていた生徒が今後の生活に生かすことができる何かを見つけてくれていたらうれしいです。

 6月30日(木)の「揺籃」では、全生徒が参加して交流会を行いました。1・2・3年次生が混ざり合ったグループをつくり様々な話をするものです。シナリオ的には、部活動や自治会を引退し、進路実現を頑張っている3年次生が下級生にアドバイスしたり、下級生が上級生に質問したりする形です。緊張しつつ始まって、とても盛り上がっているグループもありました。社会では、初対面の歳が違う人と話をして何かをまとめるような機会は多々あります。高校時代に、教科の学力を磨くとともに、外部の人や立場の異なる人から様々な話を聞いて自分の考えを深めることも大切ですね。

畑先生の講演会後、質問や相談に来た生徒たちと「いいね!」

大交流会の様子。今回の企画は2年主任の鈴木先生のアイデアから生まれました