スクールライフ

創立120年を超える本校には、「自治」の伝統とそれを体現する特色ある行事があります。 それを代表するのが、自治会と実行委員会が作り上げる「香陵祭」そして一年次の「スタディツアー」と2年次の「高原教室」です。 これらの行事を通じて友情と信頼をはぐくみ、充実した学校生活が営まれるとともに、人格の陶冶を果たしていきます。

自治会(生徒会)

代議委員長 柏木 夏空(御殿場市立富士岡中学校出身)

今年度の代議委員会は、昨年度に引き続き、クイズ研究会の部活動昇格に重点を置いて活動してきました。しかし、様々な課題が見つかり簡単には事は進みませんでした。そこで私たちは、反対する立場になって議論を重ねました。どうすれば納得してもらえるのか、どうすればデメリットをカバーできるのかを考えました。個人的な話ですが、代議委員長という大役を担い、いろいろな気づきに出会いました。様々な考えを取り入れて討論を重ね、組織としての意思決定を下すことはとても難しいですが、共に活動してくれる代議委員会の大切な仲間にたくさん助けられています。今年度の活動はまだ終わっていません。全てやり遂げ、自治の精神を繋いでいきます。

司法委員長 片野ほのか(御殿場市立富士岡中学校出身)

沼津東の自治の良いところは、そのルールの意義について考える機会を持つことができる点です。ほかの高校では、なんとなく校則を守っているかもしれません。しかし、沼津東の司法委員会では「なぜその校則が必要なのか?」「本当にその校則は機能しているのか?」を考え、ルールの本質を見つめなおすことができます。”自分達で決めたルールは自分達で守れる工夫をする”ということを意識して、生徒主体での活動に努めています。制服や休日部活の移動着の在り方、自転車通学の安全確保などが例年の活動です。今年度は、コロナ対策の一環として、感染防止に向けた意識向上を呼びかける放送をしました。これからも、柔軟に様々な活動をしていきたいです。

執行委員長 相磯 凜太朗(沼津市立長井崎中学校出身)

執行委員会は、自治の精神のもとに様々な活動を行います。行事運営はもちろん、代議委員会へ議案を提出して学校の課題を話し合うこと、自治会費予算の調整、部長会や級長会の組織など全てが、”執行”、いわば政府・内閣の役割です。「自治」とは何なのでしょう?「自由・無秩序」ではなく「自らの手で治めること」です。自らの責任で沼東自治会を運営すること、これ以上楽しくて大変でやりがいのある活動は、ほかにありません!生徒みんなが自治会の一員であることに責任を持つことこそが、沼東をさらなる発展へ導くのではないでしょうか。中学生の皆さん、この沼東だからこそ出会えるかけがえのない仲間と、最高な3年間を過ごしましょう!

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