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スタンフォード大学起業家養成プログラムに挑戦!

 2年次生の鈴木武留さんが、スタンフォード大学が実施している起業家養成プログラムに参加しました。このプログラムは、将来社会課題の解決に携わりたいと思っている高校生のためのプログラムで、世界で起きている様々な社会問題やその解決に取り組むソーシャルビジネスを、スタンフォード大学の教授、イノベーション研究の専門家、シリコンバレーの起業家、日本の社会起業家らによる講義や同世代とのディスカッションを行う中で学ぶものです。一回に20人程度の高校生が参加します。プログラムはすべて英語で行われ、2週間に一度、貧困等の社会問題についてディスカッションボードがあり、自分の意見をプレゼンする場面もあります。一定の成果が得られたものに対して修了証が与えられます。

 鈴木さんは、すでに静岡大学のFSS(未来の科学者養成スクール)に参加し研究していましたが、自分がやりたいことや研究を進める上では実社会への貢献やお金も必要になるということで、起業について学びたいと考え、今回応募したものです。鈴木さんはメンタルヘルスについて調査研究し、引きこもってしまう人の心理を分析した上で、カウンセラーの効果的な活用方法や、学校のアプローチ、バディシステムの構築等を提案し、論文にまとめました。具体的な提案で、話を聞いた私にとっても、とても興味深い話でした。鈴木さんは今回参加したことで、様々な考え方に触れ、視野が広がって、起業への興味が深まったということです。

 スタンフォード大学の英語で行うプログラムと聞くと、興味があっても躊躇する人も多いかもしれません。でも、木さんは思い切って越境しました。結果として、とてもよい越境をしたと思いますし成長できたと思います。この経験は、必ず役に立ちます。

Stanford e-Entrepreneurship修了証を手にした鈴木さん 

ディスカッションボードはオンライン・チャット形式でも行われました。鈴木さんの意見です