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身に付けさせたい資質・能力(グラデュエーション・ポリシー)

 沼津東高校で生徒に身に付けさせたい資質・能力があります。沼東GP(グラデュエーション・ポリシーの略)と呼んでいます。沼東GPは、①自己肯定力、②利他・共生力、③関心・知的好奇心、④挑戦・行動力、⑤協働・巻き込む力、⑥知識・技能、⑦目標設定力、⑧課題発見・分析力、⑨思考力、⑩表現・発信力、⑪創造力です。
 これらの力は、昨年度に、沼津東高校の生徒の実態や、沼津東高校が置かれた環境等を踏まえて、教職員等の意見をまとめて設定したものです。教育活動も沼東GPを意識したものになります。例えば新入生が沼東GPの③⑧⑨⑩等の育成を目指すスタディ・ツアーを9月に実施するように。 さて、ここ3年、新入生には4月中に元東大野球部監督の浜田一志さんにご講演いただいています(同窓会運動部支援委員会の御支援により実施しています)。沼東GPで言えば①④⑦等を高めるために行っています。浜田さんの言葉は生徒の心の響くようで講演後には質問する生徒が長い列を作ります。
 浜田さんは生徒に「レッテルをはがそう、『こんなもんだ』と思ったらそこまで」と語りかけます。高校生一人一人に大きな可能性があります。生徒の4倍近く生きている私自身、いろいろなところで「これはこういうもの」とレッテルを貼って、限界点を自ら決めてしまっていることがあります。カーネルサンダーは65歳でケンタッキーフライドチキン1号店をオープンしたそうです。挑戦し続けることが大事だと改めて思いました。

浜田先生の講演。講演後は野球部の練習に参加してくださいました。

感染症対策で毎日健康管理シートを入力します。1年生は一人一台端末のiPadから、2・3年生は各自所有の端末から入力します。