3月22日朝、三島駅から9人の生徒と引率教員が令和3年度のＢＢ研修に出発しました。ＢＢ研修は、ＢＢはBuilding Bridgesの意味で、同窓会のご支援によるグローバル教育プログラムです。参加生徒は、放課後英会話教室とケンブリッジ英検受検者の中から選抜されました。コロナ以前は実際に海外渡航していましたが、現在は海外渡航できません。このような状況の中でも、何とか国内でグローバルな学びはできないだろうかと考え工夫して実施にこぎつけました。

　今回のＢＢ研修のテーマは「平和学習とＳＤＧｓの観点から広島について調べ英語で発表する」です。平和記念公園や広島大学平和センターでの平和学習、シンガポール大学学生とのオンラインセッション、地場産業のカキ養殖におけるＳＤＧｓ達成に向けた取組見学等を行い、最後に学んだことや考えたことを、英語でプレゼンします。新型コロナウイルスの影響で実施が危ぶまれましたが、出発前日の3月21日に、まん延防止等重点措置が終了したことで、実施することができました。感染防止に注意しながら、越境しての学びを楽しんできてほしいと思います。

　折しも今、ウクライナで戦争が起こっています。突然降りかかった恐怖、不幸や悲しみに、大勢の人が心を痛めています。今回の広島研修を通して、世界的な課題を意識しその解決策を考え行動する人に成長してほしいと思います。