晴天の下行われた球技大会
10月4日に球技大会が行われました。種目は、バスケットボール、ソフトボール、バレーボール、ソフトテニス、卓球、フットサルです。沼東の球技大会は、何といっても自治会(生徒会)が、感染防止対策も含め、企画・運営の一切を行うことが特色です。企画・運営にあたった関係生徒の努力や工夫はすばらしいものです。
球技大会のような行事では、生徒や先生の意外な一面に気付くことがあります。ある女子生徒がソフトボールの剛速球投手で男子相手に三振をとったり、クラス担任が出場して(ルール上認められています)活躍したり・・。また、段取りよく試合を運営する生徒の姿に、自治の伝統の下で主体性や行動力が育っていることを感じます。そして、香陵祭の時に制作したクラスTシャツを着て、一丸となって仲間を応援する姿は、沼東のもつ団体力そのものです。
沼東生の行事運営力、段取力は、10月2日(日)は沼津裾野地区の公立高校7校の合同説明会でも感じました。沼東の学校紹介は、教員が行わず自治会の生徒にお願いしたのですが、最初、映像が流れないトラブルが発生した時、進行役の生徒が機転を利かせて、質問コーナーにしたり、自分の経験をもとに高校生活のアドバイスをしたりして場をつなぎ、とても好評でした。その後の紹介もよくできたものでした。
生徒が自ら取り組む機会や、考えてつくりあげる機会を設けることは、生徒が自走できるようにする上で大切なものです。それは行事だけでなく、授業においても同じです。