NEWS

日常とは異なる場所に飛び込んで成長する

 高校生は夏休み中も勉強や部活動に忙しいです。その中でも、夏休みには、学校を離れて自分を成長させる学びのプロジェクトに参加する沼東生がたくさんいます。

 8月8~12日に行われたエンパワーメントプログラム(外国人大学生や他校生と英語でグループワークなどを行う)には、29人の生徒が参加しました。最終日のプレゼンでは、プログラムで学んだことや将来について、一人一人英語で話しました。参加した生徒は決して英語が得意という生徒ばかりではありません。自分の意見を分かりやすく伝えようと工夫していた姿が印象的でした。

 7月26日から8月8日にかけて九州で行われた「日本の次世代リーダー養成塾」には、2年次生の麻生さんが参加しました。日本の次世代リーダー養成塾は、全国の志の高い高校生約200人を対象に、日本だけではなく、世界を舞台に挑戦をする人の育成を目指したサマースクールです。麻生さんは将来、海外で活躍したいとの思いがあり、今回応募して県代表に選ばれました。麻生さんが日本の次世代リーダー養成塾で、全国の高校生と交流し(意見をぶつけあうなどハードな交流だと思います)、感じたことや成長したことを聞くのが楽しみです。

 また、8月21日には、「2022高校生しゃべり場inぬまづ」が行われ、本校からは井原さんが参加しました。「高校生しゃべり場inぬまづ」は、市内各高校の代表生徒が、高校生ならではの視点で、想いや考えを本音で自由に語り合う場です。今回のテーマは「大人になったら何が変わる?~18歳から成人に~」でした。正解のない課題に対し、他者の意見や社会一般に述べられていることを踏まえつつ、自分の意見を筋道立てて話すことは簡単なことではありませんが、このような経験を積むことで、しだいに身に付いていくものです。自分を成長させる貴重な経験になったと思います。

 他にも、チーム・グローバル沖縄研修、生物オリンピック、高校生ドリームプロジェクト(100万円の予算で高校生が自ら企画し実現する事業)への参加など、それぞれの形で越境する沼東生がたくさんいます。

エンパワーメントプログラム プレゼンの様子

次世代リーダー養成塾に参加した麻生さん

「しゃべり場」仲見世商店街で行われました。