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沼津未来塾 高校生サミット

 2月13日(土)と14日(日)に、本校生徒も参加した2つのイベントがありました。1つは13日に開催した「沼津未来塾」。もう1つは14日に開催した「高校生サミット」です。どちらも学校のカリキュラムではありませんが、自分を成長させる校外での学びです。高校生は日々忙しいですが、このような活動への参加は、異なる視点をもらったり視野を広げたりすることにもつながり、自らを成長させるきっかけにもなると思います。

 沼津未来塾は、沼津に縁のある若い世代が、自分の生き方や進路について語り、高校生と対話する“語り場”的なイベントです。ゲストスピーカーは、青山壮史さん(元プロバスケットボール選手)、大木真実さん(アートディレクター)、黒田貴之さん(IT系企業研究者)、小林令奈さん(コーネル大学学部生)、土屋朋代さん(トラベルライター)です。参加した高校生(60人程度)は、いろいろな刺激を受け、視野が広がったのではないかと思います。

 「高校生サミット」は、県内の高校生が、自らの興味・関心と関連させた地域や世界の課題について解決策を考え行動した結果を発表する場、つまり探究の発表会です。本校からは、井上さん、大畑さん、新井さん、髙橋さんの4人チームで参加しました。4人は「高校生の力で地域の魅力を再発見」のタイトルで商店街の個人商店に目を向け、その魅力を伝えることで来客数などを増加させようと考え行動した結果を発表しました。4人は4月から11月までの間、若者をターゲットにSNSや動画を活用して、商店の魅力を発信するなど様々なアイデアを出し行動しました。考えるだけでなく実際に行動したところが素晴らしいです。4人は、今回の発表や参加者との対話を通して、地域活性化に係る新たな視点を得ることができたようです。授業とは異なる視点から視野を広げ、自らを成長させたように思います。

 学校においては、教科の学習に加えて、地域や世界をフィールドに、答えがない課題の解決を考え行動する学び「探究」の重要性が高まっています。沼津東高校でも、来年度入学生から新たに始めるスタディツアーも含めて探究の時間を充実させていきます。探究を通して生徒は、多様な世界・考え方・人や社会を知り、知性と感性を磨きます。探究への取組は私たち教員にとってもよい刺激になります。

 人生は解決できない課題の連続です。探究は人生の学びにもつながっていると思います。

高校生サミットは完全オンラインでの発表となりました。画面共有してPPTでプレゼンします

他校の発表を見て、ブレークアウトルームで話をし、次のステップに向けたヒントをもらったように思います

zoomでのプレゼンは、相手の反応が分かりにくいので工夫が必要。拍手や身振りで反応して気持ちを伝えます

自分が興味関心ある分野、好きなことから課題を設定することが大切だと思います