科学講演会 科学の甲子園
沼津東高校には理数科があり、普通科では理系を選択する生徒も多いです。将来、科学分野の研究者・専門家を志す生徒も少なくありません。沼津東高校では、科学に対する関心と知識を高めるために、外部の科学機関を訪問したり、研究者の話を聞いたりする機会を設けています。先週は、今年度2回目の科学講演会を開催しました。科学講演会は、理科系の様々な分野で活躍されている研究者をお招きし、専門分野について高校生向けに話をしていただき、生徒の科学への関心や意欲を高めます。第1回科学講演会は国立天文台のMarc EISENMANN(マーク・アイゼンマン)先生にご講演いただきました。第2回科学講演会の講師は、国立遺伝学研究所教授の平田たつみ先生です。脳科学に係る興味深い話をしていただきました。本校には理系女子生徒、研究者を目指す女子生徒が多数いることから、「女性研究者として考えること」というタイトルで、女性研究者を取り巻く環境についても話をしていただきました。写真は講演時の様子です。今回の講演会に限らず、様々な講演で質疑応答が活発なのは、本校の良いところだと思います。
また、10月23日(日)には、科学の甲子園静岡県一次予選が本校を会場に行われました。科学の甲子園は、高等学校等の生徒チームを対象として、理科・数学・情報における複数分野の競技を行う取り組みで、県大会優勝校が全国大会に進みます。本校は、過去11回開かれた中で3回全国大会に出場しており、今年度は理数科・普通科の生徒が2チーム出場します。問題は理科をはじめとする各分野で多岐にわたるので、メンバーで協力し分担して取り組みます。チームがうまく機能して持てる力を十分に発揮してほしいと思います。沼津東高校で、科学が好きでたまらない人、理数にとことん取り組む意欲を持つ人が育つことを願っていますし、学校自体、理数にとことん取り組む人を支える学校でありたいと思っています。