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 沼東最大の行事、香陵祭が終わりました。コロナ対策として、1年次生を別会場にしてオンライン参加にするなどの対策を取ってきましたが、文化の部終了後に感染者が増えています。ご心配をおかけしていること、大変申し訳なく思います。

 今の3年次生は、コロナの影響を大きく受けた世代です。入学直後に長期の臨時休業、1年の海浜教室は海に入れず、2年の高原教室もできませんでした。ですからその分、今回の香陵祭にかけていた思いは大きかったと思います。私は祭典委員長の相磯さんと話をするたびにその熱量の大きさを感じてきただけに、今回の香陵祭、できるだけよいコンディションで実施できることを祈っていました。

 文化の部は天候に恵まれたのですが、体育祭・後夜祭当日は当初の予報とは違い、弱い雨が降ったり止んだり。そのような中でも3年次生を中心に沼東生はよく工夫して楽しんだと思います。どのような状況においても前向きに取り組めるところは、沼東生の良いところです。私は生徒の健康が心配だったのですが、相磯君をはじめ係の生徒は、「校長先生、今このような状況なのでこうしたいと思います。」と、私が心配していることを織り込んでプログラムを変更し、実施競技が少なくなっても全生徒が楽しめるよう内容を工夫していました。香陵祭にかける3年次生の熱い思いとともに、臨機応変に工夫して前に進む沼東の「自治」の姿を目撃したように感じました。

後夜祭の締めは、恒例の打上げ花火