NEWS

主体的に取り組む ⇒ 成長する

 中学生の一日体験入学には、多くの方に来校していただきました。ありがとうございました。来校者アンケートの記述には、生徒が主体的に取り組んでいる姿が印象的だったというものが多くありました。うれしく思います。沼東の一日体験入学の高校側の主役は生徒です。生徒がプレゼンする内容を考えてスライドやテーマを作り、自らの言葉で話しました。一人一人が沼東の魅力を伝えるという思いを持って取り組んでくれました。参加した沼東生それぞれに学びや成長したことがあったと思いますし、生徒が主体的に活動することによって成長できる仕掛けがあるところが、沼東の良さだと思います。

 この夏休み、自分を成長させるため主体的に取り組んでいる生徒はたくさんいます。化学部は「門池ワクワク寺子屋」や「こども夏だいがく2022」に参加し、自分たちで考えた実験を児童対象に行いました。8月8日から行われているエンパワーメントプログラム(外国人大学生を交えてグループで課題解決に取り組むプログラム)には、29人の生徒が参加しています。部活動の全国大会に出場している生徒もいます。フェンシング部の活躍、カルタ部の活躍はツイッターでお知らせしましたが、さらに新聞部が全国総高文祭でみごと優秀賞(全体の2番目の賞)に輝きました。

 話は変わりますが、私、7月末に感染しブログも更新できずにいました。感染は誰にでも起こり得ると頭では理解していましたが、いざ感染すると「仕事が遅れる・・、周りに迷惑をかけて・・」という残念な気持ちや申し訳なさが、症状に対する不安よりもはるかに大きかったです。今、高校野球選手権大会、インターハイが行われていますが、直前に感染して、最大の目標としていた大会に出場できなくなった高校生が多くいます。本校にも同様の経験をした生徒はいます。感染は誰のせいでもありませんが、本当につらいと思います。つらい思いをしている子どもたちが、周囲の理解のもと、その経験を乗り越えてくれることを願うばかりです。

一日体験入学での「語り合い」。生徒のアイデア、感心します。

ギターアンサンブル部の定期演奏会。発表の場は成長するためにとても大切です。