海外での学びプログラム動き始める
2月28日の卒業式では、卒業生はマスクを着用しなくてもよい形で実施しました。そして、4月1日からは、学校においてもマスク着用が自己判断になるようです。新型コロナが完全に収まったわけではありませんが、感染防止に留意しながら、ここ3年間できなかった様々な活動が動き始めています。
特に、海外への渡航が視野に入ってきました。ここ数年、海外との交流はオンラインで行われていましたが、やっとリアルな越境が可能になってきました。本校では、すでに2人の生徒が留学を申請しており、年度初めにはドイツとアメリカに渡航します。ドイツに留学する生徒に話を聞いたところ、ずっと留学を考えていたそうです。語学を学ぶ上では、実際に現地に行って人々の生活や文化を感じながら学ぶことが大切と思いますと話してくれましたした。
個人だけでなく、学校単位の海外渡航も再開します。本校では同窓会に御支援いただいて実施している海外研修(BB研修:参加者は希望者の中から選考)の来年度の行先をアメリカ合衆国のボストンとしています。ボストンでは、探究的に学んだり、現地の大学生と交流したりする予定です。コロナ禍の今年度は沖縄の外国人家庭でホームステイを行い、前年度は広島でのフィールドワークとオンライン研修を行いました。国内でもとてもよい学びを経験したのですが、高校時代のリアルな海外渡航経験は、より多くの気付きやヒントを生徒に与えてくれると思います。
左の写真は、高校生が自分たちで企画して開催するプロジェクト「静春祭」のオンラインプレゼンの様子です。このような探究学習の成果発表やプレゼンも、今後対面でできるようになることを期待しています。
ちなみに、「静春祭」は、「東部地区の特産品マルシェ×高校生の発表」という形で、3月21日(祝)に、キラメッセぬまづ多目的ホールで開催します。高校生の力をぜひ見に来てください。