チーム・グローバルは、香陵同窓会の御支援をいただいて実施しているB.B.事業（Building Bridges Project）に参加している生徒たちのことです（ちなみに、沼東には医療人材を目指すチーム・メディカルもあります）。B.B.事業ではグローバルに活躍できる人材を育てるため、放課後英会話講座、ケンブリッジ英検、エンパワメントプログラム、海外でのB.B.研修を実施しています。
　B.B.研修は、毎年10人程度の生徒をアメリカ合衆国ワシントンに送って研修させるプログラムです。しかし、ここ数年は新型コロナウイルスの影響により海外渡航ができないため、国内で代替研修を実施しています。昨年度の研修は、広島に行き、海外の同世代と語り合い、SDGｓに取り組む人たちから話を聞き、平和について学ぶ、そして、自分が考えたことをプレゼンするというプログラムで実施しました。このときの様子は「沼東ちゃんねる」の「B.B.委員会広島研修」でご覧ください。とても充実したよい研修になりました。
　そして今年度のB.B.研修、残念ながら、まだ海外への渡航は困難な状況です。そこで、今年度は、８月に４泊５日の日程で、沖縄で研修するプログラムにしました。沖縄に住む外国人宅に２泊（ホームステイ）、ホテルで２泊して、英語力を磨くとともに、多文化共生、平和学習をテーマに研修を行う予定です。今後、さらに感染がおさまり、無事に実施できることを心から願っています。
　この日は、B.B.沖縄研修参加生徒14人が集まり、最初の打合せを行いました。この14人は、1年次生の時から、放課後英会話講座、ケンブリッジ英検、エンパワメントプログラム等のB.B.事業に参加してきた生徒です。
　私は、自分自身を成長させるため「越境」を勧めています。最も分かりやすい越境は海外渡航ですが、新しい学びに挑戦することや、異なる価値観を経験すること、異なる考えを持つ人と協働することも越境です。今回のB.B.沖縄研修は大きな越境体験です。チーム・グローバルの生徒たちが、様々な越境を通してさらに成長することを期待しています。