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祝創立120周年 これからもよろしくお願いします

 11月20日に行われた創立120周年式典で、私は生徒に次のようによびかけました。

 「これからの時代は、変化が大きく速く、答えの見えない時代です。答えの見えない時代を進むための地図はありません。地図がない時、頼るものは何でしょうか。羅針盤です。みなさんにとっての羅針盤は、沼津東高校での学びです。120年受け継がれた、高い志、自ら考え行動する自治の精神、社会の発展に貢献しようとする利他の精神、粘り強く取り組む不屈の精神。これらが、答えの見えない時代を生きていく上での羅針盤です。皆さんが、沼津東高での学びを人生の羅針盤として、失敗をおそれずにチャレンジしていくことを期待しています。」。

 これまでの120年間の積み重ねに感謝しつつ、これからの沼津東高校を思う時、未来の沼津東高校というか、高校教育がどうなっているのか具体的にイメージすることは難しいです。これからの十数年で高校教育は大きく変わると思います。まず、入学する子どもの数がどんどん減っています。いくつかの高校はなくなるかもしれません。学びの内容と方法もさらに変わっていくと思います。新型コロナウイルスの感染拡大は、ICTを活用したオンライン授業をあっという間に一般化させましたが、ICTは、これからもますます教育に浸透していくことと思います。

 創立120周年記念講演でご講演いただいた佐藤雅彦先生は、「何が役に立つのか分からない」と話し、「失敗を好きになってほしい」ともお話になりました。想像できない未来に向けて、何をしようかと考えるとき、ヒントになる言葉だと思います。物事に取り組むとき、PDCAが大切とはよく聞きますが、私は、AAR(見通しAnticipation・行動Action・振り返りReflection、ある程度の予想ができたら行動し、走りながらバグを直して進んでいく。)ということが、見通しが困難で変化が大きな時代には大切ではないかと思いっています。

 私たち教職員は、120年の歴史に培われた良さを継承し、地域社会の御理解御協力に感謝するとともに、これからの沼津東高校の姿を絶えず考えていかなければなりません。その際、沼津東高校の主人公はこれまでも、そしてこれからも生徒であるということは、忘れてはいけないことです。

記念式典パンフレット表紙。中央写真は本校シンボルの「青雲の像」。翼の裏には校歌の一節「理想の空に・・」が刻まれています。

120周年記念事業として様々な取組を行いました。この過程で、沼東の良さ、受け継がれてきたものを感じることができました。