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科学部化学班の夏の活動について報告いたします。

8月5日(土)・6日(日)はSBS主催の「こども夏だいがく2023」に今年も出展しました(場所はプラサヴェルデ)。今年度はステージ発表もありましたので、ステージ発表から報告します。

ステージ発表の方のテーマは「不思議!?サイエンスショー」です。液体窒素の中にマシュマロを入れて凍らせて、それをみんなで食べました。また、液体窒素を使って液体酸素をつくりました。カーネーションを凍らせて子供にバラバラにしてもらう体験も行いました。最後は観客の方の床にめがけて、使用した液体窒素を流すというスリルな経験もしてもらいました。液体窒素の実演を生で見る機会はめったにないので、皆さんに喜んでもらいました。なお、液体窒素の実演後にはコーラとファンタグレープの色を日本茶(おーいお茶)で消すというマジックのような実演も行いました。なお、SBSのお二人のアナウンサーさんにも参加していただきました。

ブース発表の方のテーマは「果物のDNAをみてみよう」です。

ビニール袋にイチゴまたはバナナを入れてすりつぶし、食塩水と食器洗い用の洗剤を入れてさらにすりつぶします。それをこし器でろ過し、エタノールを加えるとDNAが浮き出てくるという実験です。多くの小学生が不思議そうにDNAを見ていました。

 

8月8日(火)は恒例の「門池ワクワク寺小屋」に出展しました。場所は門池地区センターで、今年度はネバネバ系の実験を行いました。洗濯のり(ポリビニルアルコール)を使用してのスライム作りと、スライムに鉄粉を入れて、そこへネオジム磁石を近づけるとスライムが動いて近づくという実演、最後はアルギン酸を使用した人工イクラ作りを行いました。ネバネバ系の実験に参加した20名ほどの小学生は大いに熱中してくれました。この「門池ワクワク寺小屋」には本校科学部化学班の1年生が毎年担当しています。