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芸術鑑賞教室 わらび座ミュージカル北斎マンガ

 12月7日に芸術鑑賞教室として、沼津市民文化会館で、わらび座のミュージカル「北斎マンガ」を鑑賞しました。葛飾北斎の生き様を描いたミュージカルです。今は新型コロナ感染症の影響で、人との出会いや新たな経験さえ、画面を通して経験することが多い状況ですが、今回、プロの劇団によるミュージカルを実際に鑑賞して、本物に接する効果は、とても大きいと感じました。生徒の感想には、「想像以上に楽しめた。感情移入してしまい、少し泣いてしまった。それくらい、世界観の表現が本当に素晴らしかった。まさにブラボー。」「役者さんの表現力、声量、照明の演出の仕方、細かいところまで凝られていて素晴らしかった。」など、本物の魅力に関する感想が多かったように思います。
 本物に接する効果については、例えば、プロスポーツ選手のプレーをスタジアムで見ることでモチベーションがアップしたり、講演会においても、講師の表情、話す声のトーンや大きさ、他の出席者の対応などから、新たな学びのヒントをもらったりするようなことがあると思います。今回、久しぶりの芸術鑑賞教室で、実際に会場で見て聞いて感じたことは実に大きいと思いました。
 最近は、会議に参加するとき、会場での参加か、オンラインでの参加か、聞かれることが増えました。移動の時間や交通費などを節約できるため、オンラインを選ぶことも多いのですが、オンラインだと、その場の雰囲気がわかりにくいですし、話すタイミングを逃すようなときもあります。本物との出会いとは少し違いますが、会場で顔を突き合わせて話し合うことにも、様々な意義があるのではないかと思います。話が少しそれましたが、久しぶりの芸術鑑賞教室で、本物が持つ力は大きいと思いました。様々な分野の本物に実際に会う機会を大切にしたいと思います。

図書委員が、事前に芸術鑑賞新聞を作成して、興味関心を高めてくれました。

新人戦のシーズンです。ミュージカルを観た後は近くの体育館で部活動。男子バスケ部は決勝トーナメント進出です。