参加者3000人の予選を優秀な成績で突破
7月に、全国から約3千名が参加して日本生物学オリンピックの予選が行われました。その結果、本校3年の白石和珠さんが、成績上位80人の中に選ばれ、9月17~19日に行われる日本生物学オリンピック本大会に出場することが決定しました。まずは3千人中の上位80人に入ったことが、素晴らしいです。ちなみに、白石さんは、昨年も予選を突破して本選に出場していますが、本選ではあと少しでメダルという結果で悔しい思いをしました。今回は前回以上の成績を挙げることを目指しています。今回、白石さんに話を聞きました。
Q:本選への出場が決まった今の気持ちはどうですか。
A:昨年の本選はオンラインだったのですが、今年度は会場開催です。全国の生物好きな仲間に会えることを、とても楽しみにしています。
Q:本選では実験もあるそうですが、大勢の中で緊張しませんか。
A:緊張すると思いますが、楽しみながら、メダルに近づきたいと思います。
Q:将来の目標は何ですか。
A:生物の中でも、発生生物学の分野に関心があります。将来は研究者になりたいと思っています。
日本生物学オリンピックの本選は、慶応大大学の鶴岡キャンパスで3日間の日程で行われます。1日目に90分の理論試験、2日目には2回の実技試験(90分と120分)があります。ハードな戦いになりそうです。白石さんには、持てる力を十分に発揮してほしいと思います。
沼津東高校には理数科があり、普通科にも理数に興味を持つ生徒が多くいます。このような理数分野のコンテストにもよく参加しており、科学の甲子園(都道府県代表校の生徒がチームで理科・数学・情報に関する分野の競技を行う大会)の県代表にもなっています。