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オンライン土曜講座

 9月17日(土)は、学校で土曜講座(学力養成のための特別講座で1・2年は11回実施)を行う予定でしたが、台風接近のため、一部をオンラインで実施しました。今回のオンライン学習は、昨年度の臨時休業の経験を踏まえ、双方向型の学習として教員の授業をオンタイムで配信しました。全日制高校では対面型の授業が基本ですが、感染症対策や天候が悪化した場合に、学びを止めないためにはオンライン学習が有効です。27日から実施するオンリーワンハイスクール事業(医療人材育成)の一環、駿台予備校講師による特別講座も一部オンラインで実施します。

 生徒はデジタル・ネイティブと言われる世代だけあって、機器の扱いに大きな問題はないようですが、オンライン授業についての感想は様々です。対面の方が質問しやすい、オンラインでまったく問題ないなど。一方、教員側には、対面とオンラインでは黒板の使用範囲が違うとか、質問の出し方と回収方法とか、工夫しなければならないことがやる度に出てきますが、沼津東の教師たちは工夫を重ねクオリティを高めています。オンライン学習と対面学習は比較されることも多いのですが、両方の良さを生かしたブレンディッド授業の試みも始まっています。教員も学び続けることが大切だと改めて思いました。

 ICTを使うことは目的ではありません。目標を達成するための手段です。効果的に教材を提示したり、考えたことを共有したり、板書する時間を少なくして授業速度を早めたりするために使うものです。このことを踏まえつつ、ICTの活用を進めていきたいと思います。