高校生国際会議@Mishima グローバルな交流を通して成長
9月17~19日にかけて、三島市民文化会館や三島北高校を会場に、高校生国際会議@Mishimaが行われました。国内外から11校が参加しました。会議のグランドテーマは「Crisisに負けない持続可能な社会づくりを目指して」で、SDGsの視点からの多面的なアプローチを通じて、高校生の課題解決力を伸長する目的があります。
沼津東高校は、2年生4人(大羽さん、平野さん、勝又さん、那波さん)が、「海の豊かさを守ろう」に関連した研究を行い発表しました。研究は、海洋中に増加しているプラスチックごみを削減するために、まずはプラスチックごみが回収されずに捨てられていることが多い現状を改善するため、行動心理学の面からアプローチしたものです。身近な視点でゴミ箱を設置する際の工夫(ゴミ箱の前に鳥居の形のオブジェを置くとどうなるか)等を研究しました。身近ですが創造性の高い面白い研究だったと思います。4人は、ずいぶんと前から研究や調査を行い、効果的なプレゼンをとなるよう、放課後に練習も積み重ねてきました。国際会議なので、発表や質問、講演、他校生徒とのコミュニケーションは英語で行います。4人の発表は、カメラの向こうにいる国外の生徒も意識して、身振りもあって分かりやすく、うまくまとめられていました。4人の生徒はその後の発表やディスカッション場面でも積極的に発言していて、実に頼もしく感じました。4人の生徒は越境して成長しました。
ちなみに高校生の英語リスニング能力、スピーキング能力は、当然ですが私のはるか上を行くものであることを実感しました。私は「今の話どういうこと?」と生徒に聞いて教えてもらう場面が多々ありました。