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英語ディベートを通して学んだこと

 10月30日に掛川の総合教育センターで、英語ディベート静岡県大会が行われました。参加したのは8校16チーム。本校からは、EBS部の2チーム(2年次生チームと1年次生チーム、それぞれ4人)が出場しました。本校チームは部活動の中で、ディベートの技術を磨いてきました。

 ディベートは、あるテーマについて肯定側と否定側の立場に分かれ議論して、勝敗を決める討論です。与えられたテーマに対して、事前に肯定・否定両方の立場で、自分たちの正しさを証明できるデータを集め、試合で論理的に説明しなければなりません。ディベートを通して鍛えられる力は多々あります。本校で育てた資質・能力「思考力、発信力、課題発見・分析力」が多いに鍛えられると思います。討論の準備だけでも大変だと思いますが、今回は英語で、しかも相手に分かりやすくスピーチしなければなりません。

 今大会のテーマ(論題)は、「日本政府は、首都機能を東京の外に移転すべきである。」でした。なかなかハードなテーマです。各チーム4試合を行い、順位を決定します。チームで協力しながら、反論や相手の質問に対する回答を考えます。相手の意見や質問に対して、即座に最適な回答を見つけるにはチームワークも必要です。

 本校チームは4人がよく協力し、落ち着いた態度で対応し、相手に分かりやすいようにスピーチも工夫していました。試合は、強豪校に勝ったり惜しくも負けたりで、最終結果は4位と5位。素晴らしい成績です。試合後にはジャッジからの講評・アドバイスもあり、生徒は多くのことを学べたのではないかなと思います。私としては、試合中はもちろんですが、試合前後にも見られた生徒の一生懸命さが大変印象的でした。一生懸命取り組むことで人は大きく成長します。もう一つ気付いたことは、自分の英語力の拙さでした。

2年次生チーム 説得力のある説明で全体の4位でした。

1年次生チーム 他校の上級生チームに勝利するなどの活躍をみせ、全体の5位。