県議会議員との意見交換会
1月27日に3人の県議会議員の方と新聞部の生徒との意見交換会を行いました。意見交換会は県議会への理解を深める目的で年間数校で行っています。この日、参加した生徒は最初緊張していた様子でしたが、議員さんがフランクに話しかけてくれたこともあって、しだいに活発な意見交換ができたと思います。生徒は、意見交換する中で新たな視点を得て、顧問の先生によると、新聞部の活動に対するモチベーションが上がったそうです。
今回の意見交換会のテーマは教育、主に「生徒一人一台端末を利用した学習」、「少子化、(公立高校の)定員割れ問題」、「不登校」について意見を交換しました。「生徒一人一台端末を利用した学習」については、生徒から「どんどん使う教師もいるし、あまり使わない教師もいる」、「生徒からの使用方法の提案があってもよい」、「数学系などいろいろなアプリを試して幅を広げたい」などの意見が出ました。また、公立高校の定員割れについては、「ハード面の充実が必要」、「地域に根差して魅力化を図ることが必要」、「魅力を発信していくことが必要」などの課題を指摘する意見が出ました。学校の魅力を発信する重要性は教員間でもよく出る話なので、生徒もまじえてさらに工夫していきたいと思いました。実際、沼津東高校の「中学生の一日体験入学」では、生徒・自治会が中心になって、学校説明や中学生との語り合いを行い、沼駿地区学校説明会では教員による説明をやめて生徒に説明してもらったところ、とても好評でした。
高校生は忙しく、学校と家庭、塾を往復する毎日です。ですから、今回のように高校生が社会や大人と話をする機会をつくることはとても大切だと考えます。社会や大人とかかわる中で、新たな視点を得たり、成長のヒントをもらったりすることは多いのです。