離任する教職員からのメッセージ
3月30日は離任式。離退職をこのような形で、生徒教職員から祝い励ましてもらうことができる学校の教職員は、なんて幸せなんだろうと思います。離任する教職員それぞれが、最後の熱いメッセージを送りました。メッセージには「沼東生の可能性」に触れる話が多かったように思います。「沼東生ならきっとできる」。私もそう思います。でも、失敗してもいいんです。
以前、薩摩の教えという話を聞いたことがあります。これは鹿児島県が薩摩藩だった時代に、評価される男(今は人)の順序を示したものです。それによると、評価される順序は次のようになっています。
1 何かに挑戦し、成功した者
2 何かに挑戦し、失敗した者
3 自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者
4 何もしなかった者
5 何もせず 批判だけしている者
沼東生には、自らの可能性を高め、自らを成長させるために、自分の可能性に蓋をせず、「何かに挑戦し、失敗する」経験をたくさんしてほしいと思います。誰しも失敗することは嫌ですが、沼東には「失敗してもいいんだよ」と言ってくれる雰囲気があると思います。人前でのプレゼンに挑戦する、新たな学習計画に挑戦する、様々な挑戦の先に新たな可能性が開けるものと思います。