令和4年度の化学部の夏の対外活動について
夏季休業中に化学部は2つのイベントに参加しました。
8月2日(火)は門池地区センターにおいて、門池校区の小学生(高学年)29名対象の科学実験教室が開催され、沼津東高等学校化学部1年次生がその企画運営を行いました。1つめの実験は重曹に食酢をかけて炭酸ガスの泡が激しく出るという実験で、BTB溶液を用いての色の変化で液性を確認しました。2つめの実験は炭酸カルシウム製と硫酸カルシウム製の2種類のチョークを希塩酸に入れて炭酸ガスが出るかどうかを調べる実験を行いました。カラフルな泡が発生することで小学生の皆さんは興味深く観察していました。3つ目は備長炭を用いた電池の制作です。食塩水と備長炭、キッチンペーパーとアルミ箔という身近な物から電気が発生することで、プロペラを回したり、オルゴールを鳴らしたりして楽しみました。
8月5日(土)~6日(日)は静岡新聞とプラサヴェルデ主催(場所はキラメッセ沼津)の「こども夏だいがく2022」に参加しました。本校化学部は「レインボーな水」と「ジュースの還元性を調べる実験」の2点を企画運営しました。「レインボーな水」は濃度の違った食塩水2種類と水の3種類の液体に着色をして、プラスチック容器に密度の大きい液から順に入れていき、3種類の混ざらない水溶液をつくるというものです。「ジュースの還元性を調べる実験」は3種類のカルピスジュースにフェーリング液を加えて、還元性の違いを調べる実験です。どちらの実験も色の変化のあることが特徴で、参加していただいた方に楽しんでいただきました。なお、「こども夏だいがく2022」では本校化学部員の2名がSBSラジオに生出演しました。最初の3枚が門池地区センターの科学実験教室の写真です。